経営戦略論(社会的責任と経営計画)
社会的責任(1)
企業本来の機能を追行する責任を職務責任といい、それ以外にに社会的な要請に対する責任を社会的責任といいます。フリードマンは、企業の責任は前者だけでよいとする社会的責任否定説を展開しましたが、現在ではあまり認められていません。
社会的責任(2)
企業も社会の構成員の一人だという捉え方をコーポレート・シチズンシップといいます。この考え方にそって、企業が文化支援活動を行うことをメセナ、また慈善・寄付活動を行うことをフィランソロピーといいます。
社会的責任(3)
近年、企業の社会的責任という意味でCSRという略語が使用されています。また、企業が社会的責任を果たしていることを評価しながら、企業に投資することを社会的責任投資、略称でSRIと呼ばれています。
マネジメントサイクル
マネジメントサイクルとは、計画 → 組織化 → 執行 → 統制 を繰り返すものです。
経営計画
経営計画の区分の仕方については、一般に次のようにまとめることができます。
- 計画の期間による分類 …… 長期計画、中期計画、短期計画
- 計画の対象による分類 …… 統合計画、個別計画
- 計画の内容による分類 …… 戦略的計画、戦術的計画